Vリーグ 女子 セミファイナル
レギュラーラウンドとファイナル8、両方とも1位で通過してきたデンソーに対して、どちらも2位で通過してきた岡山の今シーズン最後の戦い。
常に上にいたデンソーを破り、岡山がついにプレミアムカンファレンスでトップに立った!
大方の予想では、昨年の日本代表が5人いて、197cmと長身の外国人を要するデンソーが有利と見られていたが、チームとして粘り強く守った岡山に軍配が上がった。
第1セット 24−26
第2セット 14−25
第3セット 25−19
第4セット 25−23
第5セット 7−15
セットカウント2対3で岡山シーガルズ勝利!
岡山は粘り強い守りから得点を重ね優位に試合を進めるが、デンソーも1位通過の意地を見せ第3・第4セットを取り返し対に持ち込む。
しかし、最後まで全員で粘り強く守った岡山を上回ることはできなかった。
チーム一丸とはまさに、このこと。というお手本のような試合。
絶対に床にボールを落とさないという執念が伝わってくる。
その岡山の執念に圧倒される形で自分たちのペースがつかめなかったが、デンソーの諦めない姿勢も見事だった!
セミファイナルのもう一試合は
レギュラーラウンド4位とギリギリでファイナル8に進出したが、そのファイナル8をなんと3連勝でセミファイナルに進んだ埼玉の勢いがどこまで続くのか、力は本物なのか注目が集まる。
その勢いを止めたのが、レギュラーラウンド・ファイナル8と1位で通過してきたJT。
埼玉がうまく試合に入れてない感じがしたが、そのスキを見事について終始試合を優位に進めたJTが危なげなくファイナルへのキップを手にした。
第1セット 25−16
第2セット 25−18
第3セット 25−22
セットカウント3対0でJTの勝利。
埼玉の快進撃もここまで。
第3セットにやっと目が覚めた感はあったが、時すでに遅し。
外国人の出来が明暗を分けた!?
ファイナルでは、埼玉の勢いを止めた攻撃力のあるJTと全員守備が持ち味の岡山という構図になるかとは思うが、試合の入りが鍵を握ると思う。
どちらが先に自分たちのペースを掴むのか注目して見ていきたいと思います。
今シーズンを締めくくる最後の試合、手に汗握る熱戦を期待したい。