AFCワイルドカードプレイオフ ②

ニューイングランド・ペイトリオッツ 対 テネシー・タイタンズ

 

終戦に敗れ、まさかの第3シードになってしまった王者ペイトリオッツに、最終戦に勝ってポストシーズン進出を決めたタイタンズが挑む。

 

タイタンズがシーズン後半調子を上げてきたとはいえ、ホームで強くポストシーズンの戦いを熟知しているベリチックHC相手では… と思っていたら、タイタンズ勝利!

 

まさかのペイトリオッツ敗退!

まさかとは書いたけど、今年のペイトリオッツは危ないというのはNFLファンなら充分わかっていたであろう!?

 

昨年のシーズン後半からスーパーボウルと決して強いペイトリオッツではなかった!

 

それが今年も立て直すことができなかった。

勝ち星は拾えてたけど、やっぱりQBブレイディ選手の衰えは顕著だしポストシーズンともなると勝ち残ってきたチームばかりなので何となくでは勝ち残れない!

 

ブレイディ選手の契約も今シーズンで満了することも重なり去就が注目される。

長くAFCを引っ張ってきた、ペイトリオッツ時代の終焉か?

 

特にAFCには、若くて走れるQBが揃っているから、ベリチックHCの采配も限界か?

 

試合は、

 

第1Q

 

残り12分41秒 ペイトリオッツ 36ヤードのFG成功で先制。

 

3対0

 

残り5分39秒 タイタンズ QBタネヒル選手からTEファークサー選手へ12ヤードのTDパスが決まり、キックも成功し逆転。

 

3対7

 

第2Q

 

残り14分57秒 ペイトリオッツ WRエデルマン選手の5ヤードのTDランとキックで逆転。

 

10対7

 

残り2分16秒 ペイトリオッツ ゴール前1ヤードまで攻め込みながらTDが奪えずFGの3点止まり。

 

13対7

 

残り35秒 タイタンズ RBヘンリー選手の1ヤードのTDランとキックが決まり再逆転。

 

13対14

 

 

前半終了

 

 

第3Q

 

両チームともディフェンスが頑張り、膠着状態。

 

第4Q

 

残り14分52秒 タイタンズQBタネヒル選手のパスをインターセプトするが得点に結びつけることができず。

 

逆に

 

残り15秒 今度はペイトリオッツQBブレイディ選手のパスをインターセプトし、そのままリターンTD。2ポイントコンバージョンは失敗するがダメ押し点を挙げる。

 

13対20

 

このまま試合終了。

 

第3Qから第4Q 終盤まで両チームとも得点を挙げることができなかったが、最後の最後でタイタンズパンター、ジョセフ選手のナイスパントから、インターセプトに結びつけ6点を追加することができた。

 

ディフェンスの良いペイトリオッツに対して、後半の得点が多いタイタンズという構図ではあったが、キッキングチームが明暗を分けた形となった。

 

たらればの話しをしても仕方ないが、タイタンズはQBマリオタ選手でシーズンをスタートしたけど調子が上がらず、WEEK7からQBをタネヒル選手に変えて勝ち上がってきた。

そのままマリオタ選手でここまで残れたならAFCは4チームともモバイルQBという戦いが見られるところだった。残念。

 

タンパベイ・バッカニアーズのQBウインストン選手とマリオタ選手は2015年のドラフトの全体の1位と2位だから期待していたけど両選手とも伸び悩んでる。

QBの力量だけで勝てるほど甘いものではないが、奮起を期待したい!

 

NFCは、中堅からベテランのポケットパサーが健在なので技を楽しみに見たいと思う。