ブンデスリーガ 第21節
首位攻防の一戦は、クリーンシートでドロー。
両チームとも、何度か決定機はあったが決めきれず得点を奪うことはできなかった。
ここまでの得点数の2位と3位の対決だっただけにスコアレスドローは予想外。
今シーズン無得点で負けた試合がなかったバイエルンと2節前に唯一の無得点負けを喫したライプチヒの攻撃力からすると少し物足りない結果となった。
ただ、失点数でもバイエルンの1位に対してライプチヒも3位と少ないので、数字だけ見れば意外な展開ではない。
前日に試合を行った3位ドルトムントは5位のレバークーゼンに3対4で敗れたため上位陣の順位の変動はなかった。(4位のボルシアMGの試合は悪天候により延期)
バイエルンがボールを支配し、ライプチヒがカウンターを仕掛けるという両チームの持ち味が存分に発揮された好ゲームとなった。
パススピードも速いし、切り替えも早いし、何より周りの人間がよく動く。上位同士ということではなくドイツのサッカーの良いところを見た感じ。
世界で戦う又は世界と戦うためには、周りの人間がいかに速く動くか、いかに頭を使って動くかが必要になってくる。
試合時間は前後半合わせて90分、でも一人の選手がボールに触っている時間なんてトータルしたって数分でしかない、だからボールを持ってない時の動きが大事でそれを怠れば得点に結びつかないし、得点が奪えなければ勝つこともできない。
体格差や足の速さなどはどうにもならないことだけど、頭を使って勝つために動くことは誰にでもできる。それをやるかやらないかが勝敗を分ける。
ボールを扱った技術も大事だけど、そういったボールのないところでの動きはもっと大事になってくる。
日本人の体格が取りざたされることもあるけど、動きに関していえば体格は関係ない。どこの国の人間だろうとハンデはない、体格で劣っているなら尚更そっちを鍛えるべき。
東京オリンピックでそういった世界を感じて、日本の将来を明るく導いてほしい。
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