第98回全国高校サッカー選手権大会 決勝
連覇を目指す青森山田に対して、今大会無失点で勝ち上がってきた24大会ぶりの頂点を目指す静岡学園。
予想通り白熱した戦いになったが、静岡学園のテクニックが勝り、
静岡学園 優勝!
試合は、
前半11分 青森山田 フリーキックのボールを頭で合わせ先制ゴール。
1対0
前半33分 青森山田 ペナルティエリア内でGKに倒されPKを獲得。これを冷静に決め追加点。
2対0
前半45+2分 静岡学園 フリーキックからゴール前にボールがこぼれ、それを押し込み、前半終了間際に1点を返す。
2対1
前半終了
後半16分 静岡学園 左サイドからドリブルで仕掛け中央へパス、そのボールを受けた選手がツータッチでシュート。見事に決まり同点。
2対2
後半40分 静岡学園 左サイドのフリーキックのボールを頭で合わせ逆転のゴール。
2対3
試合終了
静岡学園 24大会ぶりの優勝!
しかも、単独優勝は初!
青森山田の連覇の夢は破れた。
昨年まで、過去97回で連覇を達成した学校は8校のみ、いかに連覇するのが難しいか!?
それをあと一歩の所まで作り上げてきたのは誇れると思う。
王者の青森山田が2点を先制した時点で連覇はちらついてきたが、諦めずに自分たちのサッカーを貫いて逆転した静岡学園、本当に白熱した良い試合だった。
試合以外でも、青森山田の先制ゴールを決めたのがDFのヘディングシュートだったが、ハーフタイムにそのお母さんに話しを聞いたら、「得点を決めたことより、前半終了間際に失点したのは良くない」とコメントしたらしく、厳しいし、詳しい。
強いチームはやっぱり全体で一丸なんだなぁと改めて感じた!
もう一つ、青森山田の古宿選手は、横浜FCのジュニアで育ったがユースには上がれず青森山田で屈辱を晴らすべく努力した。
その努力が認められ、横浜FCへの内定が決まったらしい。
この試合でも、パスの正確性、視野の広さなど、ちょっとレベルが違って見えた。
ポジションは違うけど、リヴァプールの右サイドバックのアレクサンダー・アーノルドとダブって見えた。(私は専門家ではないので、あくまでも個人的な感想です)
U-23の日本代表は、アジア選手権で結果を残せなかったからこういった選手が活躍し、強い日本を作っていってほしいと思います。