東京オリンピック アジア最終予選
0対1でサウジアラビア勝利!
オリンピック出場決定。
両チームともキックオフ直後から激しいボールの奪い合い、この試合にかける意気込みが伝わってくる。
気温33度 湿度70%を超える中で、先のことなど考えずピッチを走り回る姿は目を見張るものがあった。
ペース配分をという見方もあるかも知れませんが、気温33度の中では立ってるだけで体力を奪われる、後半に体力を温存するなんて無理。
なら、最初から飛ばして自分たちのペースにする両チームの戦い方は理にかなっていたのではないだろうか!?
後半42分にウズベキスタンのクリアミスに付け込み、サウジアラビアがミドルシュートを叩き込み先制。それが決勝点となる。
ウズベキスタンもよく攻めていたけどゴールを奪えず、逆に数少ないチャンスをものにしたサウジアラビアは自分たちのサッカーができていたのではないだろうか!?
ウズベキスタンは個人技に優れた選手が多いので、3位決定戦で勝ち抜いてオリンピックに出場し個々の技量を世界中に見せつけてもらいたい。
② 韓国 対 オーストラリア
2対0で韓国勝利!
オリンピック出場決定。
8大会連続オリンピックに出場している韓国、準々決勝でも強さを見せつけていたけど、オリンピック出場というプレッシャーのかかる中どういう戦いを見せるか注目していたが、激しいし、早いし、最初から自分たちのサッカーができていたのではないか!?
前半はオーストラリアのゴールを割ることはできなかったが、後半11分に先制、その後後半31分にも追加点を奪いオリンピックの出場権を手にした。
こちらも、暑さなど考えず高い位置からプレスを掛けた激しい奪い合いが見れて、強い思いを感じた!
こういった激しさや泥臭さといったところが、日本代表には足りない気がする。綺麗にパス回しして、綺麗に試合運びしてじゃなくて目の前のボールにただひたすらに食らいつく、そういった姿勢が足りないような気がした。
決勝戦は、オリンピックの出場が決まった両チームだけど、優勝というタイトルを掛けた戦いが見られるし、3位決定戦はオリンピック出場を掛けた最後の戦いだから激しい戦いが見られそう、どちらにしても見逃せない戦い!
日本代表の方々もぜひこういった激しい、泥臭いプレーを見て参考にし活かしてもらいたい。
開催国枠じゃなく普通に予選を戦っていたら、オリンピック出場は叶わなかったわけだから勝者の戦いは参考にするべき。
オリンピックをかけた戦いなら、戦い方が違うとか、選手が違うとか言うのだとしたらそれは単なる言い訳。
このベスト4のチームでも海外で活躍している選手はいるし、召集できてない、目の前の試合をどう勝つかと言うことが出来てるか出来ていないかの差だけ。
試合は、強いチームが勝つのではなくて勝ったチームが強い!
日本代表の奮起を期待したい!